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コスタリカがW杯最後の出場国 プレーオフを制して日本と1次リーグ第2戦で対戦へ

[ 2022年6月15日 05:31 ]

大陸間プレーオフを制し、W杯本大会出場を決めたコスタリカ代表は喜びを爆発させた(AP)
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 サッカーのW杯カタール大会(11月21日開幕)予選大陸間プレーオフ(PO)は14日にカタールのアルラヤンで行われ、北中米カリブ海4位コスタリカがオセアニア1位ニュージーランドを1―0で下し、3大会連続6度目の本大会出場を決めた。W杯ではスペイン、ドイツ、日本と同じ1次リーグE組に入り、日本とは11月27日の第2戦で対戦する。これでW杯に出場する全32チームが出そろった。

 コスタリカは開始3分に自陣からのスローインが左サイドでこぼれ、走り込んでボールを収めたベネットがゴール前に折り返した。これにキャンベルが相手選手と競り合いながら左足を合わせてゴール右隅に先制弾。前半唯一のシュートでリードした。

 その後はニュージーランドが反撃。エースのウッドが頭で落として好機を広げ、長短のパスを織り交ぜて前半はボール保持率64%を記録した。前半39分にはガーベットの左クロスに対応した相手のクリアがゴール前にこぼれてウッドが右足で蹴り込んだが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。ガーベットがクロスの前の競り合いでファウルを取られてゴールは認められなかった。前半はシュート数で9―1本と圧倒しながらゴールを奪えず、コスタリカが1―0で折り返した。

 コスタリカはパリSGのGKナバスを軸に北中米カリブ海最終予選でも14試合8失点と安定していた守備陣がこの日も奮闘。先制後は押し込まれる展開が続いたものの、体を張った守備でピンチを防いだ。

 1点を追うニュージーランドは後半15分から出場したバルバルセスがVARで危険と判定されたプレーで同24分に一発退場。10人となって苦境に追い込まれた。同31分にはルイスが左足で鋭いミドルシュートを放ったものの、相手GKが好セーブ。そのままコスタリカが逃げ切り、ニュージーランドは3大会続けて大陸間POで敗退となった。

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