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ドイツ、イタリアに5得点大勝!4戦連続1―1の引き分けから抜けだし、指揮官「自信をもたらす」

[ 2022年6月15日 13:17 ]

欧州ネーションズリーグ第4戦   ドイツ5―2イタリア ( 2022年6月14日    ドイツ・メンヘングラッドバッハ )

ゴールを決め、仲間と喜ぶウェルナー(右)=AP
Photo By AP

 W杯カタール大会(11月21日開幕)の1次リーグE組初戦で日本と戦うドイツが、5得点の猛攻でイタリアを5―2で下し、今大会4戦目で初勝利を挙げた。

 前半10分にキミヒが左クロスから先制点を挙げると、ハーフタイム突入寸前にPKで加点。後半6分にミュラーがこぼれ球を蹴り込んでリードを広げ、決定力不足が指摘されていたウェルナーが2点を加えて5―0とした。終盤に2点を失ったものの、3月の親善試合オランダ戦から4試合続いていた1―1の引き分けに終止符を打ち、フリック監督は就任13戦目で初めてFIFAランク6位の上位国から白星を挙げた。

 ウェルナーは「この4試合で初めてやりたいことを実行できた。早い段階で相手にプレスをかけ、ボール奪取後はすぐに前進してシュートまで持っていくこと。ここ数試合ではそれが少し足りていなかった。今日は全体的にうまく実行できた」と手応えを口にした。

 フリック監督も「チームに本当の称賛を贈らなければ。3引き分けの後で勝利が必要だった。全員にとってどれだけ負荷に耐えられるかテストだった」と満足げ。「勝利はチームに自信をもたらす」と反発力を示したイレブンを称えた。

 公式戦10試合で白星がなかったイタリアを撃破したチームは3引き分け後の初勝利で勝ち点を6に伸ばし、1差でイタリアをかわして2位に浮上。W杯に向けたチーム熟成のきっかけにできるか。

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2022年6月15日のニュース