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森保ジャパン 可変4布陣でオマーン幻惑!初戦徹底分析に対抗

[ 2021年11月16日 05:30 ]

真剣な表情でトレーニングを行う長友(中央)、柴崎(右)ら (C)JFA
Photo By 提供写真

 日本代表は16日(日本時間17日午前1時)、W杯アジア最終予選B組第6戦でオマーンと敵地で対戦する。15日の前日会見に出席した森保一監督(53)は、連勝している直近2試合で採用している4―3―3の布陣をベースとしつつ、状況に応じてシステムを変化させて戦うことを明言。9月のホームでは戦術を徹底分析されて敗れた相手を、今度は幻惑して下す。

 森保ジャパンが、“幻惑作戦”でオマーンを翻弄(ほんろう)する。戦いは試合前から始まっていた。オマーン協会主導の前日会見。指揮官は「これまで2試合、4―3―3でやっているが、その流れをベースに戦う」と説明した後に続けた。

 「ただ、4―3―3、4―2―3―1にもなる。3―5―2にもなる。3―4―3にもなる。試合の流れの中で臨機応変に対応していきたい。可変して戦っていく」

 これまでにない異例な形で試合前日にシステムについて具体的に言及したのは、相手に的を絞らせない狙いだ。0―1で敗れた9月の初戦は、2次予選から一貫していた4―2―3―1の布陣を採用。結果、日本を徹底分析してきたオマーンから攻撃の生命線である1トップの大迫とトップ下の鎌田が厳しいマークに遭い、勢いを封じられた。

 同じ過ちは繰り返さない。指揮官は出場停止のボランチの守田の代役についても「誰が出ても機能する。どういうポイントで選手を起用するかといえば、総合的」とけむに巻いた。柴崎か、原口か、はたまた鎌田か、堂安か。インサイドハーフのタイプによって全体の攻撃の仕方も変わるだけに、結果的に守田の欠場まで相手を惑わす一策となった。

 現行方式となった98年大会以降のW杯最終予選で、日本は一度も同じ相手に負けたことはない。勝てばオーストラリアの結果次第で2位に浮上する可能性がある一方で、負ければオマーンに抜かれて4位に転落し、自身の進退も日本のW杯出場も危うくなる大一番。「結論を言えば、我々はどんな厳しい戦いでもカタールW杯へ向けて突破できると思っている。トーナメントの気持ちで、次の試合につなげていく」。策士と化した指揮官は、力強かった。

 ▽W杯最終予選第1戦オマーン戦 9月2日にホームのパナスタで対戦。ボール支配率で60%を上回るも攻めあぐね、原口―鎌田―伊東の2列目を後半に古橋―久保―堂安と総入れ替えも不発。後半43分に相手の右クロスを途中出場のFWサビに右足で合わせられて失点した。過去9勝3分けと無敗だった相手に0―1で初黒星。2大会連続で同予選黒星発進となった。

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