ウルトラポーズで赤い悪魔を粉砕!名古屋・前田の4ゴールで快勝

[ 2020年8月8日 19:55 ]

明治安田生命J1第9節   名古屋6―2浦和 ( 2020年8月8日    豊田ス )

<名古屋・浦和>前半、ハットトリックを達成し、喜ぶ名古屋・前田
Photo By 共同

 正義のヒーローは、当然、悪魔を許さない。“名古屋のウルトラマン”がアウェーで侵略を狙う浦和を木っ端みじんに粉砕した。

 前半9分、左サイドのFW金崎が絶妙なパスをゴール前に送る。反応したのはFW前田だ。シュートはGK西川にセーブされたものの、こぼれ球に食らいついて先制弾。チームメートに祝福され、ウルトラマンZの決めポーズでスタンドの歓声に応えた。

 「最近、うちの息子が好きで、きょうは見に来てくれたので、パフォーマンスをやってみました」

 「ウルトラマン」のニックネームの名付け親は、松本山雅でプレーした当時の恩師、反町康治氏(現日本サッカー協会技術委員長)。試合の流れから消えている時間が長く、すぐカラータイマーが消えるという例えで、愛称に叱咤(しった)の意味を込めた。

 ただ、成長した現在進行形の前田は、青いままのカラータイマーで全力疾走を続ける。その1分後、左サイドからMFガブリエル・シャビエルが出したパスをゴール前でタイミング良く合わせて2点目。同38分には、GK西川との1対1を制して、前半だけで今季3人目のハットトリックを達成した。

 2点目はウルトラマンタイガ、3点目はウルトラセブンとポーズを変える芸の細かさ。日本人では、鈴木武蔵(当時長崎)以来となる2年ぶりのハットだ。後半に入っても、カラータイマーは点滅するどころか、光を増した。5分に左サイドのMF金崎から出たクロスを合わせ4点目。8分、万雷の拍手に送られ、M78星雲、いやベンチに下がった。チームも6得点で圧勝。コロナ絡みでネガティブな話題の続いた名古屋が、ピッチで主役の座を取り戻しつつある。

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