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南野 リバプール1号は来季にお預け…2度の好機不発もクロップ監督からは“高評価”

[ 2020年7月28日 05:30 ]

プレミアリーグ   リバプール3―1ニューカッスル ( 2020年7月26日 )

ニューカッスル戦に先発したリバプールの南野(左)(AP)
Photo By AP

 プレミアリーグは26日に最終節の10試合が行われ、リバプールのFW南野拓実(25)はニューカッスル戦で8試合ぶりに先発し、無得点のまま後半19分に退いた。ニューカッスルのFW武藤嘉紀は出場機会がなかった。欧州チャンピオンズリーグ(CL)争いはマンチェスターUが3位、チェルシーが4位で出場権を獲得。5位で欧州CL出場を逃したレスターは、33歳のFWバーディーが23ゴールでプレミアリーグ最年長の得点王に輝いた。

 南野のプレミアリーグ初得点は来季にお預けとなった。3トップの左で起用され、前半29分には左サイドで巧みに反転して中央に進入し、右足でペナルティーエリア外から強烈なミドルシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれた。前半終了間際に再び似た位置から放ったが今度はGKの正面をついた。クロップ監督は「2回とも惜しかった。求めていた役割は忠実に果たした」と高く評価した。

 シーズン途中の1月に加入して公式戦14試合に出場。マネ、サラー、フィルミノの看板FW陣を前に出場機会は限られた。しかし、指揮官は「何も落胆していない。前線の3人はもう3年も一緒にやっている。その中に割って入るのは並大抵なことではないので、まだ時間はかかる」と来季の飛躍に期待した。

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2020年7月28日のニュース