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ロストフ移籍の橋本拳人がロシア出発「認められるよう頑張りたい」

[ 2020年7月28日 21:44 ]

ロストフに移籍し、ロシアへ出発した日本代表MF橋本
Photo By スポニチ

 FC東京からロシア1部ロストフに完全移籍した日本代表MF橋本拳人(26)が28日、欧州出立の前に報道陣の取材に応じた。背番号は決まっておらず、現地で空き番号を確認してから決定する。

 黒いキャップに白いTシャツ、濃紺のスウェットの出で立ちで姿を現した橋本は笑顔だった。「ワクワクしているし、早く行ってサッカーがしたい。試合で活躍する姿を見せたい。向こうで認められるように頑張りたい」。初の海外移籍となるが、緊張など微塵も見せずに言葉を発した。

 8月9日の開幕戦に向けてチームはすでに始動。橋本は前日にPCR検査を受けて証明書を持参しており、到着の翌日から合流できる予定だ。オンラインでチームと連絡を取り、「こういうメニューをやっておいてくれという指示はあった」という。ただ、個人通訳はつかずに、ロシア語から英語のチーム通訳のみ。「ロシア語の参考書を6冊くらい買った」と話すが、当面のコミュニケーションは英語になる見込み。

 「まず試合に出ないと代表には選ばれない。チームで自分が絶対的なポジションを奪うことしか考えていない。もちろん代表への思いは強いし、W杯で活躍するために決めたので、代表のことを意識しつつ、チームでいいパフォーマンスをしてポジションを奪いたい」

 開幕戦の前には練習試合が行われる。まずはその場で日本で培った“橋本像”をお披露目することが夢への大きな一歩となる。

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2020年7月28日のニュース