×

昨季準Vトットナム、二枚看板不在で敗戦 初出場アタランタは快勝

[ 2020年2月21日 05:30 ]

欧州CL 決勝トーナメント1回戦第1戦 ( 2020年2月19日 )

 19日に2試合が行われ、昨季準優勝のトットナム(イングランド)はイングランド代表FWハリー・ケーン(26)と韓国代表FW孫興民(ソンフンミン、27)の負傷離脱が響き、初めて16強入りしたライプチヒ(ドイツ)にホームで0―1で敗れた。初出場のアタランタ(イタリア)は4―1でバレンシア(スペイン)に快勝。2カードの第2戦は3月10日に行われる。

 ≪指揮官嘆き節≫トットナムは左脚負傷のケーンに加え、孫興民も16日の試合で右腕を骨折し離脱。二枚看板を欠いた影響が大きく、モウリーニョ監督は「リバプールはサラー、マネ、フィルミノを欠いてもオリギがいる。でも我々は状況が違う」と、選手層の薄さを嘆いた。ルーカスをワントップに起用し、中盤からロセルソや新加入のベルフワインが好機をつくったが、迫力を欠いた。苦しい台所事情は続くが、指揮官は「一つ約束できるのは、最後まで戦うということだ」と誓った。

 ≪伏兵大量4発≫アタランタは4位につけるセリエAで最多63ゴール(24試合)を挙げている攻撃力を存分に発揮した。10番を背負う32歳ゴメスを中心に相手守備を翻ろう。2得点のハテブールをはじめ、イリチッチ、フロイラーも大会初ゴールを記録し、大量4得点を奪った。ガスペリーニ監督は「素晴らしい結果。(第2戦に向け)3点のリードを奪えたことは、もちろん前向きだ」と納得顔。1次リーグ3連敗スタートから巻き返し、ベスト16に滑り込んだ伏兵が準々決勝へ大きく前進した。

続きを表示

2020年2月21日のニュース