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食中毒の広島皆実 力負け…メンバー外44人に吉報届けられず

[ 2020年1月3日 05:30 ]

第98回全国高校サッカー選手権大会2回戦   広島皆実1―3日大藤沢 ( 2020年1月2日    等々力 )

<日大藤沢・広島皆実>試合後、応援席の前で涙する広島皆実イレブン (撮影・白鳥 佳樹)
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 スタンドに来られなかった仲間たちに吉報を届けることはできなかった。2年ぶり出場の広島皆実は、初戦の2回戦で日大藤沢に1―3の完敗。仲元洋平監督は「向こうの方が上手だった」と力負けを認めた。

 12月31日の夜、さいたま市内で合宿中だったメンバー外の1、2年生が食中毒の症状を訴え、44人が病院へ緊急搬送された。2人は依然として入院中。快方に向かっている選手たちも試合会場には来ることができず、宿舎から声援を送った。

 都内で合宿をしていた出場メンバーには問題はなかったが「状態を知って動揺があった」と主将のMF吉原。「あいつらのためにも勝ち上がって頑張ろうと話していた」と悔しさをにじませた。

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2020年1月3日のニュース