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日章学園 後半ATから出場の“PK職人”清原が止めた!市船撃破

[ 2020年1月3日 05:30 ]

第98回全国高校サッカー選手権大会2回戦   日章学園0―0(PK7―6)市船橋 ( 2020年1月2日 )

<高校サッカー 日章学園・市船橋>PK戦で市船橋シュートを止める日章学園GK・清原 (撮影・西川祐介)
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 日章学園のGK清原が殊勲のPKストップで名門・市船橋を破った。PK戦に備えるため後半アディショナルタイムに途中出場。大きな声を出して自らを鼓舞しながらゴールマウスに立ち、迎えた7人目。「ベンチで相手の癖を見ていた。相手9番は絶対に右に蹴ってくると思った」と読み、鋭く右に跳んで右手一本ではじき出した。

 開幕一週間前に東京入りしてからは、PKの特訓を積んできた。キッカーが蹴る方向を宣言し、自身はその通りに跳んで止める「宣言PK」で反応、ポジショニングなどを細かく調整したことが大舞台で奏功した。10、13年大会のベスト8超えも視野に入るが、強心臓の2年生は「日本一になって伝説をつくりたい」と高みを見据えた。(井上 侑香)

 ▼市船橋・波多秀吾監督 堅いゲームになると思ったが、その中で勇気を持ってボールを受けることができなかった。チャンスはつくったが、最後の一手が遠かった。

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2020年1月3日のニュース