森保ジャパン、チリに4失点の大敗…東京五輪世代の現実「受け止めないといけない」

[ 2019年6月19日 05:30 ]

南米選手権・1次リーグC組   日本0―4チリ

後半、岡崎を交代選手として呼ぶ日本・森保監督(撮影・大塚 徹)
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 東京五輪世代8人を先発で起用するなど、若いメンバーで臨んだ日本代表だったが、チリに0―4で大敗した。次戦のウルグアイ戦までは中2日。昨年10月のホームでの親善試合は4―3で勝利しているが、今回は南米選手権だけに相手の本気度も違うはず。森保一監督(50)は短期間での課題修正を迫られた。

 試合後の森保監督は大会2連覇中のチリとの差を潔く認めた。

 「結果を踏まえてチリとのクオリティーの差があったことは受け止めないといけない」

 東京五輪世代が軸のチームで試合開始から4バックを敷くのは、17年12月の初陣、M―150杯(タイ)以来。慣れない選手も多いが、指揮官は「原理原則は変わらない」とA代表のベースである4―2―3―1への対応を短期間で求めた。

 ただでさえプレー経験が少ない選手同士。連動を欠いた攻撃は単発になり、味方を探す間にチリの深いタックルに襲われた。守備陣はサンドバッグのようにボールをはね返し続けたが、頭も体も疲弊してきた前半41分。ついにCKから決壊。その後も次々に失点を許し、最後はGK大迫敬が飛び出したがら空きのゴールにループシュートを決められて4点目を失った。

 チリはほぼ16年の優勝メンバー。力の差は歴然としていたが、それでもFW上田が決定機を迎えるなどゴールを奪うチャンスはあった。「ゼロで終わる試合ではなかった」と指揮官は悔やむ。

 中2日で待つのは、日本に4点差で勝ったチリのルエダ監督が優勝候補と言い切るウルグアイ。「負けはしたが、最後まで一秒たりとも集中を切らすことなく戦い抜いてくれたことを次につなげたい」。昨年10月にホームでウルグアイを4―3で下した、あの一戦の再現を狙う。

 【データ】
 ◆南米選手権初戦は0―4でチリに完敗。1試合4失点は森保ジャパンのAマッチ通算17試合目でワースト記録(これまでは3失点=2試合が最多)となった。  

 ◆南米選手権は初めて招待された99年は1分け2敗。4戦目となった今回も初勝利はならなかった。日本が南米大陸で戦ったAマッチは14年W杯ブラジル大会などを含めて今回が11試合目。89年●99年●●△13年●●●14年●△●19年●で、通算2分け9敗と勝利がない。

 ◆GK大迫敬介(広島)が19歳324日でA代表初出場。国際Aマッチでは史上19番目の年少出場で、GKに限れば、75年田口光久の20歳206日を44年ぶりに更新する最年少記録。初の10代出場を果たした。

 ◆法大の上田がA代表デビュー。大学生のA代表出場は10年1月のアジア杯予選・イエメン戦の山村和也(流通経大)、永井謙佑(福岡大)以来、9年ぶりとなった。

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