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プラティニ氏、拘束聴取 22年W杯カタール招致で金銭授受疑惑

[ 2019年6月19日 05:30 ]

ミシェル・プラティニ氏(AP)
Photo By AP

 フランスの捜査当局は18日、22年W杯カタール大会の招致疑惑を巡り、欧州サッカー連盟前会長で元フランス代表のミシェル・プラティニ氏(63)を拘束し、事情聴取した。地元メディアが報道。当局は、容疑者として正式捜査を開始するかどうか今後判断するとみられる。

 日本なども立候補した22年大会は、10年12月のFIFA理事会での投票によって開催地がカタールに決定。当局は決定過程で受託収賄などの疑いがあるとみて16年に捜査を開始した。プラティニ氏の弁護士は18日に疑惑を否定した。

 当局は10年11月に当時のサルコジ大統領と当時皇太子だったカタールのタミム現首長、プラティニ氏が参加した会合に関心を持っているとされる。プラティニ氏がカタールに投票する見返りとして、息子がカタール企業の幹部に就任した疑惑が報じられていた。FIFA副会長でもあったプラティニ氏は15年に法的根拠のない金銭授受を理由にブラッター前FIFA会長とともに活動停止処分を受けた。

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2019年6月19日のニュース