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鹿島 守備崩壊しリーグ戦史上初の屈辱…開幕戦以来の黒星

[ 2019年4月14日 18:53 ]

明治安田生命J1第7節   鹿島1―3FC東京 ( 2019年4月14日    味スタ )

<FC東京・鹿島>敗戦に肩を落とす鹿島イレブン     (撮影・大塚 徹)                                                                                                                                                  
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 鹿島が敵地でFC東京に1―3で敗れ、開幕戦以来の黒星を喫した。前半30分までに1点も取れずに3失点するのは、堅守を誇ってきたクラブとしてはリーグ戦史上初めてとなる屈辱の記録。「前半で勝負が決まっているようなもん。そんなゲームをしちゃいけない」。猛省したMF土居は、直近2試合で逆転勝利してきたことによる“副作用”も指摘。「やられてからギアを上げても勝てるだろうという慢心が、どこかにあったかもしれない」と振り返った。

 0―3の前半アディショナルタイム、大岩監督は異例の早さでMF三竿を投入して立て直しを図った。ピッチに立った三竿は手を叩いて味方を鼓舞し、ミスを恐がりかけていたセンターバックの2人に何度もサムズアップポーズを見せて背中を押した。後半は攻勢に転じ、MFレオ・シルバがリーグ戦3戦連発とするミドルシュートを突き刺して2点差とした。

 だが、得点はこの1点止まり。三竿は「今日に関しては単純に個々でやられていた。もっと1人1人が、プレーの責任だったり強度を練習から突き詰めていく必要がある。僕だったり、幸輝(安西)君だったり、若くても代表に行っている選手たちが示さないといけない。そういうのを周りも感じ取ってレベルアップをしていかないと、チームとして強くなっていかない」と自身にプレッシャーが掛かることを厭わず、語気を強めた。

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2019年4月14日のニュース