二刀流で南野が救う トップ下だけじゃない!欠場濃厚FW大迫の穴埋める

[ 2019年1月13日 05:30 ]

アジア杯1次リーグF組   日本-オマーン ( 2019年1月13日    UAE・アブダビ )

練習でボールをさばく南野=右から3人目(撮影・小海途 良幹)
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 日本代表は13日、1次リーグ突破を懸け、第2戦のオマーン戦を迎える。MF南野拓実(23)は本来のトップ下とFWの2役をこなす構え。FW大迫勇也(28)が右臀部(でんぶ)の違和感で欠場が決定的となる中で“変幻自在”の新エースが森保ジャパンの窮地を救う。 日本代表メンバー  アジア杯日程&結果

 必要ならばFWだって担う。森保ジャパンの窮地を救うのは新エースの南野だ。勝てば1次リーグ突破が決定するオマーン戦。「相手の戦い方にもよりますが、ポジションを変えながら戦えればいいと思う。そこはフレキシブルにやれれば」。本来のトップ下だけでなく状況に応じてFWも。変幻自在、2役の準備はできている。

 前線は大迫の欠場が確実視される中で、従来の1トップに加え、2トップの可能性も浮上している。本来はトップ下で攻撃の組み立てに関与することの多かった南野だが、2トップとなればよりゴールに近いエリアに主戦場を移す。ポストプレーも自らゴールを狙うシーンもさらに増える。

 この日、ミーティングでオマーンの映像もチェックした。相手DFラインはブロックを形成するものの、ボール処理には難があることが判明した。「ボックス近くでボールに触りゴールに向かうプレーを増やしたい。味方を生かす存在でもありたい」。高い位置でのプレーは確実に得点機に結びつく。南野が得点すれば3戦無敗と勝利に直結しているのも、心強いデータだ。

 甘いマスクからは想像もつかない馬力も身につけた。今大会のメンバー表では南野の体重は68キロ。だが実際は71キロを超えており、シュートの威力も格段に増している。今季25戦11得点と量産中のザルツブルクではトップ下に加え、FWでもプレー。まさに今、森保ジャパンで求められることをハイレベルで実践してきた。

 1トップの代役には武藤、北川の名が挙がる。武藤とは15年のイラン戦、北川とは5日の練習試合で組み、2トップに近い形から2得点した。「(前線の)選手が代わっても自分のやりたいようにやってきた。ゴールに向かうシーンを増やせれば」。トルクメニスタン戦で不発に終わった新エースが、今度こそ森保ジャパンの攻撃をけん引する。

 《マレーシア人主審ヤコブ氏は16年南野に警告》日本―オマーン戦の主審はマレーシアのモフド・アミル・ビン・ヤコブ氏(32)に決定した。中東開催でのオマーン戦は審判対策も勝利のポイント。槙野は「(ファウルの)基準を見ないといけない」と話した。16年1月のU―23アジア選手権準決勝では日本―イラク戦で主審を務め、南野が警告を受けている。昨年のACLでは6戦で主審を務め、警告は14枚、レッドカードはゼロだった。

 《3位でも可能性あり》決勝トーナメントにはA〜Fの各組上位2チーム(12チーム)と各組3位の中から上位4チームの計16チームが進出。日本は次戦オマーン戦○で勝ち点を6とすれば、決勝トーナメント進出が決まる。11日の試合で既にB、C組の3位が勝ち点4以下になることが確定。日本はF組最終戦で仮に3位に転落した場合でも、各組3位の中でB、C組を勝ち点で上回る。

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