19年も第1号!大迫、エースの気迫 半端ない2発で救う

[ 2019年1月10日 05:30 ]

サッカーアジア杯1次リーグF組   日本3―2トルクメニスタン ( 2019年1月9日    UAE・アブダビ )

後半、大迫同点ゴール(撮影・篠原岳夫)
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 やっぱり、半端ない。出遅れた大迫が、大仕事をやってのけた。まずは0―1で迎えた後半11分だ。左サイドの原口からパスを受けると巧みなタッチでDFをかわしてから右足で右隅に流し込んだ。その4分後。今度は長友からの決定的な左クロスを受け、GKが飛び出した無人のゴールに蹴り込んだ。

 「初戦で点が欲しい時にしっかりと点を取れたのは個人としても良いこと。次につながるプレーだった。良いパスを送ってくれたので、しっかりと決め切ることができた」

 12月22日のドイツ1部ライプチヒ戦で右でん部に打撲を負ったとみられ、UAE到着後もフルメニューを消化しない日が続いた。5日の非公開練習試合も、1本目のメンバーから外れていた。

 それでも着々と準備を進めた。鹿児島育英館中学時代も、高熱を出した日に病院で点滴を打ち、次の試合で2得点したことがある。昔から“半端ない”サッカーへの情熱が、森保ジャパン初の公式戦でもほとばしった。

 泥くさいサッカーの先頭に立った。中央での美しい崩しを意識するあまり、幅のない攻撃に終始した前半。0―1で迎えたハーフタイムに声を掛けた。「きれいにサッカーしていたら絶対に勝てない。もっとゴールに向かうプレーをしよう」

 開幕直前に中島らがケガで離脱し、森保ジャパンの要とも言える新戦力の2列目トリオ“新BIG3”が解体。さらに先制を許すピンチの中で、1点目は原口、2点目は吉田から原口、長友とW杯ロシア大会組で息を合わせ、形勢を覆した。

 ケガ明けで90分間走り抜いた。森保監督からは「代えなくてはならないという理由がなかった」と評された。それでも満足はない。「反省点の多い試合をした。次のオマーン戦はしっかりと気持ちのこもったプレーをするのが大事」。消化不良の思いを、エースはまた、ピッチでぶつける。

 ≪昨年11月から自身初の2戦連発≫FW大迫が2ゴール。昨年11月20日のキルギス戦に次いで自身初のAマッチ2試合連続得点となった。1試合2得点は13年7月25日のオーストラリア戦、16年11月11日のオマーン戦に次いで3度目。Aマッチ通算では12得点とし、歴代19位タイとした。

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