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森保ジャパンに“おふくろの味”を!西シェフ同行で勝負メシ考案

[ 2019年1月4日 05:30 ]

代表宿泊先のホテル厨房で腕を振るう専属シェフの西氏
Photo By スポニチ

 5日開幕のアジア杯に臨む日本代表が3日、UAE入りし、アブダビ市内で合宿を始動した。日本代表専属シェフを務める西芳照氏(56)は選手、スタッフ全員が日本人となる森保ジャパンに“おふくろの味”を用意していることが判明。11年以来の優勝に向け、“アジアキラー”のシェフがバックアップする。 日本代表メンバー

 森保ジャパンの勝負メシに“おふくろの味”が用意されることになった。今回も同行する代表専属シェフの西氏は「小さい頃から食べている家庭の味と言いますか、お母さんの味、おばあちゃんの味を出せれば」と明かした。W杯ロシア大会から用意して人気だった発芽玄米、雑穀米は必須メニュー。かつてトルシエ元監督から絶賛された「すいとん」、定番の煮魚、肉じゃがに加え、お正月ならではのお雑煮も登場するかもしれない。

 元々アジアでは無敵の料理人だ。11年アジア杯、17、18年のACL(浦和、鹿島)など中東で開催されたアジアの戦いをサポートし優勝に貢献。UAEの実績も豊富で食材集めでも独自のパイプも持つ。

 決勝まで進めば2月1日までの長丁場となる。西シェフは難しい環境でも直前に目の前で行う火入れを信念とする。「手間がかかっても食べてくれないと意味がない。勝つために呼ばれたと思っている」。無敵のシェフのサポートを受け、初戦は9日のトルクメニスタン戦。まずは軽く“料理”してみせる。

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2019年1月4日のニュース