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アジア杯注目はイラクFWモハナド・アリ、万能型18歳エースが旋風起こすか

[ 2018年12月29日 11:00 ]

 年明けの1月5日に開幕するアジア杯で、注目したい選手がいる。27日に発表された今大会登録メンバー全552人の中で最年少選手のイラク代表FWモハナド・アリ。2000年6月20日生まれの弱冠18歳で、3大会ぶりの優勝を狙う強豪の10番を背負う逸材だ。アジア連盟の公式サイトで日本代表MF堂安律(20)らとともに「アジア杯のヤングスターベスト10」に選ばれた。

 アジア連盟が「どちらの足も等しい才能」と評したように両足から繰り出す正確なシュートが最大の武器。また1メートル83の長身を生かしたヘディング、スピードある突破も持ち合わせた万能型ストライカーだ。U―14、U―16と年代別代表で活躍し、A代表は2017年12月に17歳でデビュー。わずか1年で10試合に出場して6得点をマークし、主力に成長した。

 現在はイラク1部のアルショルタでプレーしているが、地元メディアによれば、トルコ1部の強豪ベシクタシュに移籍する可能性が浮上。アジア杯で活躍すれば、これまでたびたび報じられてきた欧州移籍が実現するかもしれない。

 イラクは1次リーグでイラン、ベトナム、イエメンと同じD組。同F組の日本と対戦するのは決勝トーナメント以降となるが、堂安対モハナド・アリという若きエースの直接対決をぜひ見てみたい。

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2018年12月29日のニュース