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鹿島DF昌子、トゥールーズ移籍「人としても成長したい」 W杯で再燃した海外移籍への思い

[ 2018年12月29日 13:22 ]

フランス1部トゥールーズへの移籍が基本合意した鹿島DF昌子
Photo By スポニチ

 フランス1部トゥールーズへの完全移籍について、クラブ間の基本合意に達した鹿島DF昌子源(26)が29日、クラブハウスで取材に対応した。

 夏に一度オファーを受けた同クラブから、冬にも再びオファーを受けて移籍を決断。契約期間は3年半だという。「いろんな方に相談させてもらった。その中でも小笠原キャプテンの、“自分で勝ち取ったオファーだろ”というのが自分の中では凄く響いた。行かないと分からないこともいっぱいあるし、満男さんも海外でやられていたので、そういう経験をいろいろ言ってもらった。自分も挑戦して、サッカー選手だけでなく人としても成長したいと思い決めた」と明かした。

 20歳頃に強かった海外移籍への思いは、一度は薄れかけていた。しかし今夏W杯ロシア大会を主力として経験して変わった。「やっぱりW杯経験したのが自分の中では大きかった」と挑戦への思いが再燃した。「セネガル戦でFWのニヤン選手と対戦した時に“この選手はやばいな”と思って。フランスでプレーしていたというのも聞いたし、毎週そういう選手とできるってなれば、自分自身絶対キツイだろうなと思ったので、そういうのも一つあった」ときっかけの一部であったことを明かした。

 フランスリーグの印象は「アフリカ系の選手が多いと感じている。ドイツや他のヨーロッパのリーグとは違う、センターバックには厳しいリーグなんじゃないかな」と分析。「日本人が少ない」ことも選んだ理由だった。対戦したい選手、クラブについては「もちろんパリSGだったりエムバペ選手、ネイマール選手いますけど、個人的には川島永嗣選手と酒井宏樹選手がいるストラスブール、マルセイユとは対戦したい」と話した。年明けに渡欧し、今後は現地でメディカルチェックを受けてから正式契約を結ぶ。

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2018年12月29日のニュース