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20年ぶりW杯制覇へ!フランスが白星発進 ポグバV弾ループ VARでPK判定

[ 2018年6月16日 20:52 ]

W杯ロシア大会1次リーグC組   フランス2―1オーストラリア ( 2018年6月16日    カザン )

<フランス・オーストラリア>後半、ゴールを決めたポグバ(左端)と抱き合って喜ぶフランスイレブン
Photo By 共同

 ワールドカップ(W杯)ロシア大会第3日は16日、1次リーグが行われ、激戦区のC組では6大会連続15度目出場のフランス(FIFAランク7位)と4大会連続5度目出場のオーストラリア(同36位)が対戦。ともにPKで1点ずつを取り合った後半35分、MFポグバ(25)のゴールで勝ち越したフランスが2―1で勝利を収め、初優勝した自国開催の1998年大会以来20年ぶりの優勝へ向けて白星スタートを切った。

 0―0で前半を折り返した両チームだったが、フランスが後半13分にグリーズマンが自ら得たPKを右隅に決めて先制した。リスドンのスライディングタックルがわずかにグリーズマンの足にかかり転倒。当初はそのまま流されたが、今大会から導入されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)方式により映像で確認した結果、PKに。グリーズマンは左足で右隅に決め、相手GKライアンは反応できなかった。

 だが、オーストラリアはわずか4分後の後半17分に追いついた。ムーイの右FKに走りこんだウンティティの伸ばした右手がボールに当たり、この相手ハンドで得たPKをジェディナクがGKロリスの逆を突いて決め同点。そして迎えた後半35分、ジルーとのワンツーで抜け出したポグバが右足でループシュート。ボールはクロスバーに当たってから真下方向に落ち、主審はゴールラインテクノロジーを用いてラインを割ったと判定、フランスが勝ち越した。アディショナルタイムは5分が掲示されたが、そのまま終了。フランスが初戦を白星で飾った。

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