×

西野監督 早くも鉄のカーテン発動!コロンビア戦前日までピリピリ厳戒態勢

[ 2018年6月16日 08:03 ]

日本代表カザン合宿 ( 2018年6月15日 )

日本代表の練習場の周りは厳重な警備態勢が敷かれた(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 オープンな姿勢を貫いてきた西野朗監督(63)が、15日の練習を冒頭15分を除き非公開にした。就任後の3試合は前日、前々日を除き公開してきたが、今回は2日前倒し。コロンビア戦前日の18日まで4日連続でカーテンを引く。指揮官は「リスタートの部分やメンバーのこともあり、オープンにできないところがある。非公開が続きますが、ご理解いただきたい」と語った。

 就任後3試合は5月30日ガーナ戦(●0―2)、6月8日スイス戦(●0―2)、同12日パラグアイ戦(〇4―2)と1勝2敗。システム、メンバーを大幅変更してきたが、西野監督は「カザンに来たら、ある程度メンバーを固めたいと考えていた。今日がスタート」と、この日から先発布陣を固定する方針だ。午前のミーティングではコロンビアの攻撃のセットプレーの映像を確認。練習ではリスタートの守備に大半の時間を割いた。

 情報漏えい阻止へ、厳戒態勢も敷かれた。軍部、警察が24時間態勢で警備にあたり、計約60人を動員。爆発物を探知するシェパード2頭も敷地内外を動き回った。練習場周辺を歩いているだけで追い払われる状態で、まさに鉄壁のガードだ。

 周囲にはピリピリムードが漂うが、昌子は「監督はいつも通りクールで何も変わらない。冷静でチームに落ち着きを与えてくれる」と証言。西野監督は「明日はオフェンス(のセットプレー)をやります。まともにセットしても対抗できないことが考えられるので、トリックというか、変化した部分も使いたい」と語った。重要な初戦が3日後に迫り、いよいよ本番モードに突入した。

続きを表示

2018年6月16日のニュース