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今季ホーム初黒星…松本・反町監督 退場判定に怒り「レフェリーの裁定ひとつで私は仕事がなくなる」

[ 2018年6月16日 22:08 ]

明治安田生命J2リーグ第19節   松本1―4大分 ( 2018年6月16日    松本 )

厳しい表情の反町監督
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 J2で5位の松本は16日、ホームで大分に1―4で敗れ今季ホーム初黒星を喫した。前半6分にMF前田直輝(23)の今季初得点で先制したが同22分にMF岩間雄大(32)がロングボールで競り合った際に相手を倒して一発退場。ゴールへ向かっていない状況で激しいチャージではなかったが厳しい判定となった。

 監督会見で反町康治監督(54)は「J1がやってないならJ1のレフェリーが来てほしい」と怒りが収まらなかった。指揮官は審判の傾向も毎試合選手に伝えている。選手も気をつけていた中で与えられたカードだったことで納得がいかず「選手にも話したが“あのレフェリーは昨年20試合で8人退場させている”と伝えていた。マッチコミッショナーとアセッサーがちゃんと映像を見て精査して欲しい。明らかなレッドならしょうがないけどああいうことをやられたらスポーツをやる気をなくすし、私がやっていることが無になってしまう。レフェリーの裁定ひとつで私は仕事がなくなってしまう。こんな試合は初めてだ」と恨み節は収まらず会見は16分にも及んだ。

 さらに今回のロシアW杯から導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)についても言及。「VARがあったらこういうことはなくなるかもしれない。W杯でどこがどう覆るか楽しみ。ただ私にとっては小さな島国で行われているこの試合のほうがW杯より大事」とJリーグでのVAR導入を望んでいた。

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2018年6月16日のニュース