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MF本田圭佑 14年W杯以降代表最多の得点力

[ 2018年6月12日 11:00 ]

侍 俺の武器

8日のスイス戦にトップ下でスタメン出場した本田(右)
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 14年W杯ブラジル大会後、アギーレ体制から船出した日本代表のロシアへの道。本田は自ら「我が家」というトップ下ではなく、より得点力の求められる右FWを主戦場に4年間で代表最多の13得点を叩き出した。2位は岡崎(11得点)。3位は香川(10得点)。2度の監督交代劇を経て数多くの選手がふるいにかけられたが、結果で示してきたのが他ならぬ“ビッグ3”の本田だった。

 本来の持ち味は攻撃に深みをもたらす日本人離れしたキープ力。だが、集大成のロシア大会へ向けて取り組んできたのが、個の力だった。31歳にしてドリブル、シュートを徹底的に磨き直した。「自分のパフォーマンスを上げることに集中している」。パチューカでは自身の海外1部リーグでは最多となる10得点を挙げた。日本代表では16年9月のUAE戦以来、得点を挙げていないが日本屈指の得点能力を持つ本田の完全復活が待たれる。

 ◆本田 圭佑(ほんだ・けいすけ)1986年(昭61)6月13日生まれ、大阪府摂津市出身の31歳。星稜高(石川)から05年に名古屋に入団。VVVフェンロ、CSKAモスクワを経て14年1月にACミランに背番号10で移籍。今季は1年契約でパチューカに所属。国際Aマッチ通算95試合36得点。W杯は2大会7試合で3得点。1メートル82、74キロ。利き足は左。

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2018年6月12日のニュース