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日本代表 パラグアイ代表戦はデコボコピッチ チームの特徴を出せない可能性も

[ 2018年6月12日 20:24 ]

パラグアイ戦が行われるティヴォリ・シュターディオンで練習する西野監督ら日本代表(撮影・西尾 大助)
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 14日開幕のW杯ロシア大会に出場する日本代表は12日午後3時5分(日本時間午後10時5分)から、事前合宿地オーストリア・インスブルックのチボリスタジアムでパラグアイ代表と親善試合を行う。1次リーグ初戦コロンビア戦(19日、サランスク)前の最後の国際Aマッチ。仮想コロンビアと位置づける重要な一戦となるが、水を差しかねない懸念材料がある。

 来季のオーストリア1部復帰を決めているFCヴァッカー・インスブルックの本拠地は17〜18年シーズンを終えて、ピッチ状態は凸凹。クラブ関係者は「来季に向けて今月中に芝生を張り替える予定で、現在が最もコンディションが悪い」と明かした。

 日本代表は西野朗監督(63)の就任を受け、縦一辺倒の攻撃を掲げたハリルホジッチ前監督(66)の方針から、ポゼッション重視の戦術にシフト。MF長谷部誠主将(34=フランクフルト)は「場所にもよるけど、真ん中の方は特に芝生の状態が良くない。でもグラウンドは相手も同じ」と言い訳にするつもりはないが、ピッチ状態が悪くボールが走らなければチームの特徴を出せない可能性もある。

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2018年6月12日のニュース