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初W杯へ弾み!乾 3年半ぶり得点を予感「形さえ作れば自信あった」

[ 2018年6月13日 00:57 ]

国際親善試合   日本4―2パラグアイ ( 2018年6月12日    インスブルック )

<日本・パラグアイ>後半、2点目のゴールを決め喜ぶ乾(撮影・西尾 大助)
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 MF乾貴士(エイバル)が西野ジャパン1号を含む2得点の活躍で自身初のW杯へ弾みをつけた。日本代表戦での得点は14年11月14日の親善試合ホンジュラス戦以来約3年半ぶり。「練習で凄く感じが良くて、形さえ作れれば決めれる自信あった」と会心の一撃を喜んだ。

 乾は4―2―3―1の左MFとして先発。この日もリードを許す苦しい展開だったが「前半からいいサッカーが出来ていたので、自信を持って後半へ入った」と気持ちを強く後半のピッチに立つと、右足で狙いすましたシュートを見事に決めた。

 同18分には「セカンドボールを狙っていた」と香川のワンタッチを予感していたように走り込むと、狙い通りにボールを受け逆転弾。「うまく真司が触ってくれていいボールが来たので、ちょっとコース甘かったですけど逆転してチームの雰囲気も良くなった」と流れを変える一発に手応え。

 後半34分にはポジションを争う宇佐美と交代する際にスタジアムのファンから拍手を浴び、ベンチへと退いた。

 チームを勝利に導く活躍を見せた乾は「いい試合ができた」と喜んだが、W杯へ向け「とにかく難しい戦いと分かっているので、今日で満足せず本当の戦いは次なのでしっかり調整して入れるように頑張っていきたい」と気を引き締め直した。

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2018年6月12日のニュース