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C・ロナウド 代表初の4発!復帰戦大暴れで予選初白星貢献

[ 2016年10月9日 05:30 ]

アンドラ戦でゴールを決め喜ぶポルトガル代表C・ロナウド(AP)
Photo By AP

 W杯欧州予選は第2節の9試合が7日に行われ、B組は今夏の欧州選手権で初優勝したポルトガルが、アンドラに6―0と大勝して初勝利。復帰のFWクリスティアーノ・ロナウド(31=レアル・マドリード)が代表で初めての4得点を挙げた。スイスが2連勝で首位。A組は欧州選手権準優勝のフランスが4―1でブルガリアに逆転勝ち。オランダ、スウェーデンとともに初白星を挙げた。また、H組はベルギーとギリシャが2連勝をマークした。

 帰ってきたエースが電光石火のゴールを決めた。C・ロナウドが試合開始1分13秒で左CKのこぼれ球を左ボレーで蹴り込み先制。さらに3分10秒には左クロスを頭で押し込み2点目を決めた。「11人で守りを固めてくるような相手には先制点が重要だと分かっていた」。狙い通りの“先制パンチ”で、FIFAランク7位の欧州王者が、同203位の弱小国の戦意を奪って大勝を呼び込んだ。

 後半にも2得点を追加。ロナウドは代表で過去3度ハットトリックをマークしていたが、1試合4得点は国際Aマッチ134試合目で初めてだった。「負傷から復帰できてうれしい。自分の重要性は分かっているし、貢献できたと思う」。7月の欧州選手権決勝のフランス戦で左膝を負傷。その影響で欠場した9月の開幕戦はスイスに0―2で敗れていただけに、主将も務める大黒柱の存在感を改めて印象付けた。

 後半に次世代のエースと期待される20歳のFWアンドレ・シウバ(ポルト)が代表初得点を決めたのも好材料。「残り8試合、全部勝ってW杯に行きたいね」と、ご機嫌の背番号7から全勝宣言が飛び出した。

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