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杉本 今季12点目&先制アシスト!セレッソ連敗阻止の立役者だ

[ 2016年10月9日 05:30 ]

明治安田生命J2第35節 ( 2016年10月8日    金鳥スタ )

<C大阪・岐阜>前半ロスタイム、追加点を決め歓喜するC大阪・杉本
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 C大阪はホームで岐阜と対戦し、3―2で勝利した。チーム得点王のFW杉本健勇(23)が、前半ロスタイムに今季12得点を決めるなど、1得点1アシストの活躍。後半は岐阜に1点差まで迫られながらもなんとか逃げ切り2試合ぶりの白星を飾り、J1自動昇格圏の2位松本に勝ち点2差と迫った。

 杉本が連敗阻止の立役者となった。前半19分、左サイドから右足で柔らかいクロス。MF山村の頭に合わせ先制点をアシストすると、同ロスタイムにはMF丸橋のFKから頭で今季12得点目を奪った。「正直、もっと点を取れた」。試合後に反省したものの、前節清水戦で逆転負けを喫した悪い流れを断ち切り、C大阪が2位松本に勝ち点2差と再接近した。

 6日のW杯アジア最終予選・日本―イラク戦では、育成組織から一緒にプレーしてきたMF山口が終了間際に決勝弾。先輩の活躍をテレビで見て「本当に興奮した。俺も次の試合でゴールしようと思えた」と刺激を受けた。自身もW杯予選の予備登録メンバーに名を連ね、今後も活躍を続ければ、同じ舞台に立つチャンスは十分にある。

 ただ、後半23分と同24分に失点してヒヤヒヤの勝利となり「(CKからの1失点目は)完全に俺のマーク」と厳しい表情。次節で対戦する岡山はセットプレーを得意とするだけに、DF山下も「ロングスローを含めて、声を掛けながらやっていきたい」と気を引き締めた。残り7試合。自動昇格のためには、何度もスキを見せるわけにはいかない。

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