×

柿谷 J復帰後初ゴール!GKとの1対1から冷静に流し込む

[ 2016年3月7日 05:30 ]

水戸に勝利し観客の声援に応えるJ2C大阪のFW柿谷(中央)

 J2第2節は各地で11試合が行われ、C大阪はアウェーで水戸と対戦し、1―0で勝利した。前半ロスタイムにFW柿谷曜一朗(26)が決勝弾。スイス1部バーゼルからの復帰後初めてとなるゴールで開幕2連勝に貢献した。次節はホーム開幕戦の群馬戦(12日、金鳥ス)に臨む。

【試合結果 J2順位表 得点ランキング】

 復帰弾は超速カウンターから決めた。0―0の前半ロスタイム、水戸のシュートが外れてC大阪のゴールキックに。素早いリスタートから韓国代表GK金鎮鉉(キムジンヒョン)が前線にボールを送り込むと、待ち構えていたのが柿谷だ。一気にGKとの1対1に持ち込み、冷静に右足で流し込み先制。今季初ゴールが決勝点となった。

 「ジンヒョンに“狙ってくれ”って言われてたんで。蹴った瞬間に(最終ラインを)超えてくる感じやった」。オフサイドのないゴールキック、風上、そして相手の油断。13年の第31節FC東京戦で見せたスーパープレーを3年ぶりに披露した。アシストを記録した守護神も「曜一朗がうまく決めてくれた」と笑顔を浮かべた。

 2試合連続となる1―0勝利で開幕2連勝。守備が改善された一方で、攻撃面の連係や決定力不足など課題はまだ多い。「1点決めてOKじゃないし、2勝したにすぎない。勝っていくことだけが本当に大事」と柿谷。気を緩めることなく、J2の長丁場を一歩ずつ進んでいく。

続きを表示

2016年3月7日のニュース