岩渕 次期エースの自覚「過去は変えられない やるしかない」

[ 2016年3月7日 08:30 ]

笑顔でランニングをする岩渕(左)と横山

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選第4戦で7日にベトナムと対戦するなでしこジャパンは6日、大阪府堺市内で調整した。試合前に五輪出場が完全に消滅する可能性もある中、FW岩渕真奈(22=バイエルンM)は未来を意識。韓国戦に続く今予選2ゴール目で、次期監督にアピールする。

【予想スタメン なでしこジャパンメンバー リオ五輪アジア最終予選】

 岩渕の気持ちは折れていなかった。中国が韓国戦で勝ち点1以上を得た時点で日本の五輪出場は消滅。早ければベトナム戦の開始1時間前に最悪の結末を迎える。だが残り試合の意義を問われると、大きな目を見開き、言い切った。

 「過去は変えられないからやるしかない。あらためてチームとしてしっかりやらないといけないと思っている。(今後)どういうチームになるか分からないし、監督次第でサッカーは変わる。誰が監督でも選ばれる選手になりたい」

 フィールドプレーヤーでは横山と並び最年少だが、2度のW杯と1度の五輪を経験。今後、世代交代が必至ななでしこにあって、主力になるべき一人は未来をも見据えていた。

 ノルマも課した。「1試合1得点は確実に少ないし、日本の女子サッカーのために、相手がどうこうではなく、自分たちのサッカーをしたい」。自身の韓国戦の1ゴールを含め、日本は3試合で3得点にとどまり、責任も痛感している。手術した右膝の不安もあるが「時間があるに越したことはない」とフル出場にも意欲的。胸のすくゴールでサポーターにも、高倉麻子U―20日本代表監督が有力候補に挙がっている未来の指揮官にもアピールする。

 ▼なでしこジャパンの今後の行方 日本が五輪出場圏内(2位以内)に入るには残り2試合を連勝(ベトナム戦、北朝鮮戦)して、勝ち点7とした中国が連敗(韓国戦、オーストラリア戦)し、得失点差(現在は中国はプラス3、日本はマイナス3)などで中国を上回ることが最低条件。その上でさらに北朝鮮が7日のオーストラリア戦で△か●、韓国が9日の最下位・ベトナム戦で△か●が条件と厳しく、4大会連続の五輪出場は絶望的。

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2016年3月7日のニュース