サポーター「奇跡起きず」 五輪の道、次に期待

[ 2016年3月7日 23:13 ]

リオデジャネイロ五輪アジア最終予選 日本6―1ベトナム

(3月7日 金鳥スタ)
 サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選で7日、中国が韓国に勝ち、日本代表「なでしこジャパン」の五輪への道は閉ざされた。「奇跡は起きなかった」とベトナム戦を前に落胆したサポーターは、険しい表情で観客席から試合を見守った。6―1の大差での初勝利に「次は頑張れ」と声援が飛んだ。

 今大会限りで佐々木則夫監督退任とのニュースが流れると「えーっ」とショックが広がった。

 大阪市のキンチョウスタジアム。日本代表の青いレプリカユニホームを着て、試合前にスマートフォンで中国―韓国戦の結果を確認し、うなだれる人の姿も見られた。観客数は今大会の日本戦で最も少ない3400人余りだった。同市福島区の主婦土田良子さん(35)は「(昨年限りで引退した)澤穂希さんに代わる若手選手が少ない」と指摘し、千葉市中央区の主婦安藤千恵さん(42)も「チームの世代交代ができていない」と嘆いた。

 それでも試合終了後、観客席の前で選手が一列になってお辞儀すると、健闘をたたえる拍手が起きた。父親と応援した大阪府貝塚市の川崎清翔君(6)は「たくさん点が入って楽しかった」と笑顔を見せた。

 浜松市の自営業佐藤めぐみさん(38)は「歯がゆくてもどかしい試合ばかりだったが、選手は一生懸命やってきた」とねぎらった。大津市の会社員西元博さん(49)は「2020年の東京五輪までには、なでしこらしい、パスでつなげるサッカーができるようになってほしい」と期待を込めた。

 京都市の会社員四辻貴美さん(46)は佐々木監督について「なでしこを育ててくれた人なので(退任は)ショック。勝てなかったチームを立て直すのも監督の役割だと思う」と残念がった。

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