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岩渕 大会初先発で先制弾 次期エースの自覚「引っ張る存在に」

[ 2016年3月7日 21:55 ]

<日本・ベトナム>前半、シュートを放つ岩渕(左)

リオデジャネイロ五輪アジア最終予選 日本6―1ベトナム

(3月7日 金鳥スタ)
 今大会初先発のFW岩渕が、韓国戦以来となる自身今大会2ゴール目。チームも6ゴールで快勝し「勝てたことはよかった」と素直に喜んだが、それでも満面の笑みとはいかなかった。「もう1点とれる場面があった(外したヘディングシュートも)決めないといけなかった」。次期エースとして、この結果に満足するわけにはいかなかった。

 試合開始1時間前にリオ出場消滅が決定。「残念」と悔しさを見せたが、それでも「これからの女子サッカーを大切にするためにも、この試合は全員で戦おう」と全体で意識し、しっかり体現させた。世代交代が必至ななでしこ。主力になるべき岩渕が「新しいスタートを切らないといけない。引っ張る存在にならなければ」と頼もしく誓った。

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2016年3月7日のニュース