なでしこ五輪消滅…中国勝利で残り2戦全勝でも圏内2位届かず

[ 2016年3月7日 18:26 ]

4日の中国戦に敗れ涙を流す大儀見(左)と宮間

 なでしこジャパンの4大会連続五輪出場の可能性が完全消滅した。7日に行われたサッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選。日本―ベトナム戦よりも早く行われた中国―韓国戦で、中国が1―0で勝利し、勝ち点を「10」に伸ばした。ベトナム戦を迎える前の段階で、日本の勝ち点は「1」。残り2試合で中国と勝ち点9のオーストラリアを上回れず、出場2枠に入ることが不可能となった。

 わずかに残されていた可能性に懸け、この日夜のベトナム戦(19・35キックオフ=金鳥スタ)での勝利を目指していたなでしこイレブンだったが、試合開始前に“終戦”が決まった。中国は前半終了間際に先制点を奪うと、そのまま逃げ切った。

 2月29日のオーストラリア戦に1―3で敗れ、アジア最終予選を黒星スタートとなった日本。3月2日の韓国戦では1点リードの終盤に追いつかれて痛恨の1―1ドローに終わり、自力での五輪切符獲得が消滅した。同4日の中国戦も1―2で敗れ、3試合で1分け2敗の勝ち点1。残り2試合となった時点で3戦全勝の首位オーストラリアの勝ち点(9)にはすでに届かず、2勝1分けの勝ち点7で2位につけていた中国が勝ち点を1でも積み上げた段階で、日本の予選敗退が決まる状況になっていた。

 前回のロンドン五輪で銀メダルを獲得したチームが、ホーム開催という地の利を生かせず、窮地に追い込まれていた。すでに佐々木監督の今予選限りでの退任は決定的となっている。

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