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CL16強もレアルに激震…ベンゼマ 仏代表同僚“脅迫”で逮捕

[ 2015年11月5日 05:30 ]

フランス代表でともにトレーニングしていたベンゼマ(奥)とバルビュエナ(AP)

欧州CL1次リーグA組 レアル・マドリード1―0パリSG

(11月4日)
 レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ(27)が4日、同国警察に逮捕された。リヨンの同代表MFマテュー・バルビュエナ(31)の性行為を写した映像を基にした恐喝に関わった疑いが持たれている。左太腿負傷のベンゼマは3日にホームで行われたパリSG戦を欠場。チームは1―0と辛勝してA組2位以内を確定させ、19季連続の決勝トーナメント進出を決めた。
【欧州CL1次リーグ A組順位表】

 CL16強入りを決めたレアルに衝撃が走った。ベンゼマは4日朝、パリ郊外のベルサイユ警察に出頭し、身柄を拘束されたという。容疑は先月に発覚した、フランス代表バルビュエナが「セックステープ」を基に脅迫された事件。元同国代表FWシセらが逮捕され、その後釈放されたが、警察関係者によると、ベンゼマは代表活動中にバルビュエナに対しテープの件で話したことが判明しており、金銭を要求した疑いがかけられている。

 ベンゼマやMFベイルらが欠場したレアルはボール支配率41%とパリSGに苦戦。ミドルシュートのこぼれ球を蹴り込んだDFナチョのラッキーゴールで勝ったものの、地元ファンのブーイングを浴びた。FWのC・ロナウドが3日付の独誌キッカーで移籍の可能性について「なぜ、ないと言える?」と発言し、去就問題も再浮上。さらに中心選手が逮捕と、今季無敗の進撃にも陰りが見え始めている。

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