CM出演にも前向き?ハリル監督 就任8カ月での“変化”

[ 2015年11月5日 14:13 ]

9月、大相撲秋場所を観戦し、取組の合間に赤ちゃんを抱くハリルホジッチ監督

 「コンニチ~ワ」。東京文京区の日本サッカー協会の玄関で張り込みをしていると、日本代表のハリルホジッチ監督は車の窓を開けて、いつも律儀に挨拶をしてくれる。時には地下駐車場の出入り口付近で車を止めて「何か聞きたいことがあるのか?」と自ら質問を受け付けることもある。来日当初は気難しい超堅物な印象しかなかったが、就任から8カ月が経過して、指揮官のイメージは変わりつつある。

 ファン、サポーターを大切にし、移動時の空港や駅で丁寧にサインや握手、写真撮影に応じる。9月に両国国技館で大相撲秋場所を観戦した際には監督の周りに人が殺到してカオス状態になったが、ディアナ夫人を横で待たせながら、まんざらでもない顔で、ファンサービスをしていた。関係者によると、CM出演にも前向きな姿勢を示しているといい、実は“出たがり”の一面もある。アルジェリア代表の監督時代はメディアと衝突したこともあったというが、現時点で、マスコミを毛嫌いしている様子は感じられない。

 日本代表はハリルホジッチ監督の就任後、練習後の取材を規制。これまでは基本的には連日、全選手がミックスゾーンと呼ばれる取材エリアを通過していたが、現在は選手を3~4グループに分けて、交代制で取材エリアを通している。体のケアやミーティングのための時間を十分に確保したいという理由だが、最近の指揮官は日本人の勤勉性を理解して選手の拘束を緩めつつあり、ミーティングの回数も減ってきたと聞く。そろそろ取材規制が緩和される時がくるかもしれない。日に日に発音が良くなるハリルホジッチ監督の「コンニチ~ワ」を聞きながら、そんな期待を抱いている。(木本 新也)

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