神戸　盤石の戦いで３回戦進出！Ｊ３長野を５―０圧倒

＜神戸―長野＞前半、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・渡辺

天皇杯２回戦 神戸５―０長野

（9月9日 神戸ユ）
　ほぼベストメンバーの神戸が盤石の戦いぶりで初戦を突破した。前半２０、３８分に渡辺が決めると早くも楽勝ムード。後半３０分には高卒新人の増山が初ゴールを決めるなどしてＪ３長野に大勝した。２得点の背番号１９は「真剣勝負は何が起こるか分からない。先制点を早く取ることを意識した」と点取り屋としての仕事をまっとうした。

　たかが初戦といえども神戸にとっては密かな難関だ。昨年は関学大に敗戦、３年前もＪＦＬの佐川滋賀に敗れている。ただ今年の指揮官は百戦錬磨のネルシーニョ監督だ。激闘のすえに勝ち上がった６日のナビスコ杯準々決勝・柏戦からテンションを維持させ圧勝を演出。「チームとして気迫を持ってスタートした。謙虚に守備をして走ることも怠らなかったから９５％も支配できた」と満足げ。今後のリーグ戦、ナビスコ杯準決勝にもつながる１勝となった。