細貝、日本代表へエール　自身の落選にも言及「実力不足」

日本代表復帰へ意気込みを語ったヘルタのＭＦ細貝萌
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　ドイツ・ブンデスリーガ、ヘルタのＭＦ細貝萌（２８）は２５日、アジア杯に挑む日本代表メンバーに「是非頑張ってきてほしい」とエールを送った。大阪市のヤンマースタジアム長居で行われた疾患啓発イベント「６ Ｍｉｎｕｔｅｓ　Ｒｕｎ　Ｆｏｒ　ＣＴＥＰＨ（シックス・ミニッツ・ラン・フォー・シーテフ）」に参加した細貝は、イベント前の取材で自身の代表落選についても語った。

　「代表は監督が思うベストメンバーで戦うもの。そこから漏れてしまったことは悔しい気持ちもありますけれど、選ばれた選手たちは皆、ほとんど知っている人たちですし、是非頑張ってきてほしいです」

　同選手はアギーレ体制で６試合中４試合に出場しているが、１１月以降は招集されていない。１０月１０日行われたジャマイカ戦ではフル出場を果たしたが「ジャマイカ戦でやったアンカーは、自分に合っていると思いました。でもブラジル戦にわずかな時間出場して以降、代表に呼ばれていないのは自分の実力不足」とコメント。

　今季ヘルタでは「クラブの状況もあって、前に出ていくなと言われています」と守備に徹しているが、「もっと前の選手と絡んでいかないと。もちろん、まずはクラブから求められていることを精いっぱいやる。その上で攻撃的なこともやっていかないと代表に残れないし、自分のレベルアップにもつながらないのかなと思います」と語り、リーグ後半戦、その先に見据える代表復帰への意気込みを示した。