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ザック監督 集中力と覚悟強調「誰一人ずれている人間はいない」 

[ 2014年6月22日 16:54 ]

質問に答えるザッケローニ監督

 ザッケローニ監督は追い込まれた状況の中で第3戦に全力を尽くす姿勢を強調した。

 ―2試合を終えて。

 「言い訳するつもりはない。走る量は相手を上回っている。体力面の問題ではない。大きな原因はプレーに速さが伴わないこと。頭のところでブレーキがかかっているのではないか」

 ―日本の戦い方にそぐわないパワープレー(ゴール前にロングボールを放り込むプレー)を選んだ理由は。

 「日本のDNAにそういったプレーがないことは分かっている。ただ、相手が極端に引いてきて打開できないときは、最後の数分に限ってトライしてみるべきだ」

 ―休養を与えた理由は。

 「それぞれが重圧を感じている。落ち着くことでストレスから解放されてほしい」

 ―第3戦で香川(マンチェスター・ユナイテッド)の起用法は。

 「個人の話はしない。チームとして思うような戦いができていないのが問題。チームがうまく回らないと、個人の質も出しづらい。個人を輝かせるためにも、チームのバランスを取り戻すことが大事」

 ―監督の心境は。

 「集中力と覚悟が大事だ。選手全員と対話して気持ちを確認した。全員が同じ方向を向いている。誰一人ずれている人間はいない」

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2014年6月22日のニュース