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今回は入場OK!マラドーナ御前でメッシが劇的弾

[ 2014年6月22日 04:19 ]

<アルゼンチン・イラン>観戦に訪れた前回大会監督のマラドーナ(AP)

W杯1次リーグF組 アルゼンチン1―0イラン

(6月21日 ベロオリゾンテ)
 アルゼンチン代表FWメッシ(26)が同国代表の英雄ディエゴ・マラドーナ氏(53)の御前で劇的弾を決めた。

 アルゼンチンはサベジャ監督が「4―3―3でスタートする」と宣言していた通りのシステムを選択。初戦では2トップの一角で先発したFWメッシは、3トップの中央低い位置に入り積極的にゲームメークにも参加した。

 ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の後半で機能したFWアグエロ、FWイグアインの強力3トップでも堅固なイラン守備陣をなかなか崩せず、このままスコアレスドローに終わるかと思われた後半ロスタイム。FWメッシが右サイドでボールを受け、中央へと切り込むと左足を一閃(いっせん)。鮮やかな軌道を描いたボールがゴール左隅に飛び込み、固唾をのんで見守っていた大観衆を熱狂させた。

 15日のアルゼンチン―ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の入場を拒否されていたマラドーナ氏もこの日はスタンドから無事に観戦。自身の“後継者”として期待を寄せる男の活躍に、今度は機嫌よく会場を後に出来たはずだ。

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