浦和横断幕は「差別的」 村井チェアマンが厳罰を示唆

[ 2014年3月12日 19:10 ]

 サッカーJリーグの村井満チェアマンは12日、埼玉スタジアムで8日に行われたJ1の浦和―鳥栖で掲示された「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕について「差別的な表現と認識している」との見解を示し、浦和への厳しい処分を示唆した。14日が期限のクラブの調査報告を受け次第、裁定委員会を開いて処分を決める。

 浦和は2010年にも一部サポーターが相手選手に差別的発言をするなどのトラブルを起こし、けん責と500万円の制裁金を科された。今回はさらに厳罰の可能性がある。Jリーグ規約で制裁は、けん責と制裁金のほかに「中立地での試合開催」「無観客試合」「勝ち点減」などがあり、適用されればJリーグで初めてとなる。

 横断幕は観客席へ入るゲートに掲示された。「日本人以外お断り」など複数の意味に受け取れるが、村井チェアマンは「発信者の意図よりも、受け手が差別されたという意識を持ち得る表現」として事態を重く捉えた。

 浦和は横断幕を掲げた複数の人物を特定し、事情聴取した。試合中に差別的発言があったとの情報についても調査している。浦和によると、掲示者は「差別の意図はなかった」としている。クラブ側は当該の人物を入場禁止処分とする見通し。

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