なでしこ 初Vへ過去12戦1勝の“難敵”ドイツも倒す!!

[ 2014年3月12日 05:30 ]

決勝を控えた調整で、リラックスした表情を見せる大儀見(左)と宮間

 国際親善大会アルガルベ杯は10日、ポルトガルのファロなどで1次リーグ最終戦が行われ、なでしこジャパンはスウェーデンを2―1で下し、2年ぶりの決勝進出を果たした。後半4分にFW大儀見優季(26=チェルシー)が同点弾、同44分にMF宮間あや(29=岡山湯郷)が勝ち越しのPKを決めた。B組1位のなでしこは11日に最終調整。12日午後2時10分(日本時間同11時10分)からA組1位のドイツと決勝で戦う。

【試合結果 アルガルベ杯 なでしこジャパンメンバー】

 なでしこのゴールハンターがチームを決勝へと導いた。大会初優勝を懸けて臨む相手はドイツ。過去12度対戦し、11年W杯準々決勝で延長の末に何とか1勝(通算1勝1分け10敗)しただけの難敵だ。それでも、大儀見は「来年のW杯でも倒さないと優勝できない相手。試合を支配して、勝利に結びつけられるような展開にしたい」とひるむことはない。佐々木監督も逆転での王手に「気分的にもいい形で入れる」と語った。

 大儀見が好調のスウェーデンを意気消沈させた。0―1の後半4分、相手のバックパスに反応。鋭く走り込んでボールを奪取し、ゴールを決めた。「DFラインが代わったところを狙った。予測していたところでチャンスが来て冷静に決められた」と胸を張った。同点に追いつき、後半44分に宮間の勝ち越しPK弾で逆転に成功した。

 W杯カナダ大会が来年に近づき、大儀見のギアも1段上がっている。インテル・ミラノの長友も師事するトレーナーの木場克己氏に指導を仰ぐが、体幹の強さは「男子代表クラス」(同氏)。それでも、昨年10月から3カ月のオフは、同氏の下でトレーニングの強度を上げた。ドイツリーグで得点王を獲得するなど世界で指折りのFWに成長してもなお、「日本人にはミドルシュートを打てる選手がいない」とプレーの幅を広げるため、歩みを止めることはない。

 スウェーデン戦のゴールは国際Aマッチ通算48点目。歴代2位の長峯かおりにあと1点と迫った。11日はビラモウラで最終調整。軽めに体を動かし決戦に備えた。飽くなき向上心を持つストライカー。「これからもチームに必要なゴールを決められるように、自分自身をもっと高めたい」。歴代2位の得点を決めた時、日本の初優勝も見えてくる。

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