浦和“デスゴール”も劇的逆転勝利!原口2戦連発&森脇弾

[ 2013年4月7日 06:00 ]

<浦和・磐田>笑顔で声援に応える浦和・森脇(左)と原口

J1第5節 浦和2―1磐田

(4月6日 埼玉)
 浦和が“デスゴール”を浴びながら逆転勝ちした。07年以降はシーズン初ゴールを決めた相手がいずれも翌年J2に降格しているという磐田の日本代表FW前田遼一(31)に先制点を奪われたが、DF森脇良太(27)の移籍後初得点とFW原口元気(21)の公式戦2試合連続ゴールで逆転。2位を守った。
【試合結果】

 後半ロスタイムでの劇的逆転勝利でも、話題の中心は“デスゴール”だった。会見でペトロヴィッチ監督は報道陣から質問される前に、過去6年連続でシーズン初ゴールを奪った相手がJ2に降格しているという都市伝説を持つ磐田の前田に触れた。「われわれは危険なゾーンにいる。シーズン最後に恐れないといけないかもしれない。でもJ1に残れれば良い」。もちろん本気ではない。ペトロヴィッチ監督流の余裕発言だ。

 前半26分にこの日27歳の誕生日を迎えたDF森脇が駒野のクロスをクリアミス。フリーの前田に左足ダイレクトで先制点を決められた。直前にはFW興梠がPKを失敗。さらに試合開始時に比べて雨脚が強まっていた。嫌なムードがスタジアムを包み込んだが、イレブンは“死に神の鎌”にも動じなかった。

 リーグ戦は開幕から負けなしと好調。22対3のシュート数が示す通り攻め立てた。そして後半32分、森脇がCKから移籍後初得点となる同点ヘッド。終了間際には「メッシのシュートをマネした」という原口のループシュートで勝ち点3をもぎ取った。土壇場で精神力の強さを発揮した。

 前田のシーズン初得点は、浦和にとっては吉兆サインでもある。05年は天皇杯で優勝し、降格もしなかった。03年にはナビスコ杯で初得点を許したが、結果的にはナビスコ杯のタイトルを獲得。そして今年はすでに開幕5試合で勝ち点13を獲得し、2位につけている。森脇は「遼一さんがシーズン初得点した相手が優勝するという伝説をつくりたい」と不敵に笑う。赤い悪魔が前田の呪いを解き、新たな伝説をつくり出す。

 ≪浦和に吉兆データ≫浦和が磐田に逆転勝ちで2位を守った。これでシーズン開幕戦から○○△○○の5戦負けなし。浦和の開幕から5試合不敗は96年、06年、07年に次いで6年ぶり4度目だが、5戦目までに90分内で4勝したのはリーグ初制覇を果たした06年以来2度目。浦和にとっては吉兆データだ。

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