鹿島・青木 元チームメートのお笑い芸人に負けず体張った

[ 2013年4月7日 08:47 ]

<鹿島・C大阪>後半、競り合う鹿島・青木。右はC大阪・エジノ

J1第5節 鹿島1―0C大阪

(4月6日 カシマ)
 同級生に感化され、鹿島のDF青木剛(30)が体を張ったプレーで完封に貢献した。「昔のチームメートが頑張っている姿は刺激になります。自分も負けていられない」。試合後に携帯電話でフェイスブックをチェックすると、いつものように笑顔でフライパンを曲げる筋骨隆々の男の写真がアップされていた。

 昔のチームメートとはお笑い芸人「ジャスティス岩倉」。小学生時代に選抜チームで知り合い、FC前橋ジュニアユース、前橋育英高ではともに日本一を目指した。マラドーナに憧れを抱いていた岩倉少年は筋力トレとプロテインの摂取し過ぎで、高校在学中に体重が約30キロも増加。体が重くなりプレーの切れを失ったことで、Jリーガーになることを断念した。

 自衛隊を経て怪力自慢の芸人として活躍。素手での自動車解体やフライパン曲げを特技とし、1分間に8個曲げる世界記録も保持している。鹿島―C大阪戦当日も結婚式の営業でフライパン曲げを披露。鹿島の勝利を知ると「完封は凄い。僕も負けないように頑張りマッスル」と喜んだ。

 今季から青木は背番号を15から5に変更。昨季まで複数ポジションで起用されたが、今季はセンターバックに固定されリーグ戦にフル出場している。30歳を迎え充実のシーズンを送るが「僕より岩倉を取り上げてください」と仲間を思う優しい心の持ち主だ。体脂肪率約8%の低さは常にチームトップクラス。ジャスティス岩倉とは違うシャープな肉体で、鹿島の最終ラインの平和を守る。

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