U―22再編も!急造クウェート2軍に完敗で危機感

[ 2011年2月11日 06:00 ]

シュート練習をこなす宇佐美

 12年ロンドン五輪を目指すU―22日本代表が、6月からスタートするアジア予選を前に新メンバーを招集して再編される可能性が出てきた。中東遠征5日目の9日、クウェート代表との親善試合で0―3と完敗。控え中心の相手に個の力で負ける場面もあり、GK権田修一(21=FC東京)、DF酒井高徳(19=新潟)らA代表の選手も候補に挙がりそうだ。

 大敗のショックは大きかった。A代表とはいえ控え組中心で、事前の練習を2日しかしていないクウェート相手に、攻守に良いところなく完敗。就任から練習試合を含めて11戦目で初黒星を喫した関塚監督は「この教訓を次にどう持っていくか。全ての面で締め直していかないといけない。全ての面で改善していかないと」と話し、大幅な“てこ入れ”を示唆した。

 クウェート戦では連係面に加え、FW永井が「(相手は)球際が強かったし、うまかった」と言うように、個の力でも課題が浮き彫りになった。3失点は全て中東勢得意の速攻から。相手のスピードのあるサイド攻撃に手を焼き、FWへのロングボールで最終ラインがずるずる下がって全体が間延びした。攻撃面でも1トップの永井が封じられると、前線の起点がなくなり展開力を欠いた。アジア予選では個の能力の高い中東勢と対戦する可能性がある。その打開策として考えられるのがGK権田、DF酒井らA代表を含めた新メンバーによる補強だ。

 A代表は1月にアジア杯に出場したため今回の遠征に招集できなかったが、A代表とダブルヘッダーとなる3月29日の強化試合(国立、対戦相手未定)では五輪代表でテストすることは可能。守備ではDF村松(J2湘南)、MF米本(J2FC東京)、攻撃ではMF金崎(名古屋)、FW宮市(フェイエノールト)らも候補となる。関塚監督は「リーグが始まれば集められるのは2、3日の短期合宿だけ」と話しており、6月のアジア予選スタートまでの準備期間はごくわずか。指揮官がどんな選手を加えてチーム強化を図るか注目だ。

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