×

長友覚悟の出発「世界トップのサイドバックに」

[ 2010年7月13日 06:00 ]

イタリアに向け出発した長友佑都

 セリエAのチェゼーナへ期限付き移籍で基本合意した日本代表DF長友佑都(23=FC東京)が12日、メディカル検査と正式契約のため成田空港から出発した。FC東京幹部によれば、11日深夜にチェゼーナ側から長友獲得に向けた正式文書が届き、日本人DF初のセリエA移籍の準備は整った。13日にも現地で記者会見が開かれる見通しだ。

 「世界トップのサイドバックになりたい。まだまだ上を目指して自分磨きに励みます」。旅立つ直前の長友は言った。プレミア志望が強く、移籍先に揺れる時期もあったが、今やセリエAで天下を取る覚悟だ。特にW杯でも戦ったFWエトオ、MFスナイダーら世界的スターとの再戦を心待ちにしている。
 「これからの日本サッカーを引っ張る存在になりたい」と長友。今週中にも帰国予定だが、前日ロシアへ戻ったMF本田(CSKAモスクワ)を引き合いに出し「サングラスは絶対にオレの方が似合う。次、帰国する時を期待してください」。ド派手な帰国を“予告”し新天地へと飛び立った。

続きを表示

2010年7月13日のニュース