菜七子、落馬で左鎖骨骨折…初の大ケガで全治1~3カ月か サウジ遠征は絶望的

[ 2020年2月16日 05:30 ]

藤田菜七子
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 15日の小倉5R(3歳未勝利=芝1800メートル)で藤田菜七子(22)騎乗のランサムトラップ(牝3=根本)が向正面で前の馬に触れてつまずき、落馬、競走を中止した。菜七子は「左鎖骨骨折」で北九州市内の病院に搬送された。馬は無事。菜七子には過怠金5万円が科された。

 衝撃が走った。中団に付けていた菜七子。ペースアップした向正面で馬群が密集するとランサムトラップの前脚が前の馬と接触した。菜七子はバランスを崩した同馬にしがみつこうとしたが、あえなく落馬。馬場に叩きつけられると後方に数回、回転する形でもんどり打った。しばらく動けず、担架で救護室へ。騎手となって初めて「骨折」の診断を下され、病院へと搬送された。

 その後は8Rヤマニンマヒア→松若、9Rミリオンゲーム→山田、11Rイサチルルンルン→木幡初に変更。16日に小倉で予定していた8鞍も乗り替わり。来週以降の騎乗も未定となった。

 地方を含め、過去3度、レース中の落馬の経験があった菜七子だが大きなケガにつながったのは初めて。師匠の根本師は「今後、打撲や内出血の症状が出る可能性もある。2、3日は小倉で入院して様子を見たい。手術をするかどうかは東京で決めることになると思う」と話した。

 全治は不明と発表されたが鎖骨骨折は一般的に1~3カ月の回復期間が必要。ミカエル・ミシェル(24=フランス)との対戦が注目されたサウジアラビアの騎手招待競走への参戦は絶望的。4月8日にコパノキッキング(セン5=村山)との再コンビで挑む予定だった東京スプリント(大井)も微妙な状況だ。「落ち込んでいるだろうけどデビューしてからここまで突っ走ってきた。頑張ってきたのだから“ワンクッション休みなさい”と本人には電話で伝えました」。師匠は弟子を思いやった。

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