菜七子 JRA初白星ならず デビュー2戦目は9着 12Rに再登場

[ 2016年3月6日 10:44 ]

2R未勝利戦で9着に敗れた藤田菜七子とホシノブーケ(8)

 JRA16年ぶり、7人目の女性ジョッキー・藤田菜七子(18=美浦)が6日、中山2R(ダート1200メートル・曇・良)で6番人気のホシノブーケ(牝3)に騎乗し、9着だった。前日のデビュー戦で2着と健闘しJRA初勝利に期待が集まったが、次走以降に持ち越しとなった。

 スタート直後から中団に位置を取った菜七子。そのまま3、4コーナーを8番手あたりで通過した。しかし、この日は直線で伸びず、9着でレースを終えた。

 同レースで2着に入線したハヤブサレディゴーには憧れと語っていた武豊騎手(46)が騎乗。注目の“初対決”は武に軍配が上がった。

 前日のJRAデビュー戦は、3番人気のネイチャーポイント(牡3)に騎乗。直線で伸ばして先頭と3/4馬身差の2着に入り、場内のファンを魅了していた。

 中央では2004年6月の増沢(当時牧原)由貴子以来となるJRA所属女性騎手の勝利は持ち越し。この日は12Rに再登場し、スワンボート(牡6)に騎乗する。

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