【弥生賞】ミスターX 良血リオンディーズで決まり

[ 2016年3月6日 05:30 ]

 中山11R・弥生賞は良血リオンディーズで決まり。半兄エピファネイアは13年弥生賞こそ僅差の4着に敗れたが、皐月賞→ダービーで2着に好走し、菊花賞を制覇。ここは兄のリベンジマッチの意味合いもある。

 前走・朝日杯FSは史上2頭目となる1戦1勝馬のJRA・G1制覇を達成した。好位で運んだ新馬戦から一転、道中は最後方を追走。3~4角で大外に持ち出されると、先に抜け出したエアスピネルとの一騎打ちを3/4馬身制した。上がり3Fはメンバー最速の33秒3をマーク。2位のエアスピネルより0秒7も速い極上の切れ味だった。昨年の2冠馬ドゥラメンテともコンビを組むM・デムーロが「こんな力強い3歳馬は乗ったことがない」と称賛する器。クラシックの主役へ、ここは通過点でしかない。馬単(10)から(1)(2)(3)(4)(8)(11)。

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2016年3月6日のニュース