【推しの子】作者 人気作生まれた瞬間明かす 物語の結末は「決まっている」 最終巻数でスタジオ騒然

[ 2024年2月16日 16:00 ]

横槍メンゴのX(@Yorimen)から

 人気漫画「【推しの子】」原作・赤坂アカ氏(35)と作画・横槍メンゴ氏(35)が15日深夜放送のTBS「KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン」(木曜深夜0・58)にゲスト出演。人気作誕生の秘話を明かした。

 昨年、漫画家としてもデビューした中丸雄一は「連載が始まる前の段階でどこまで内容が決まってるのか?」と質問すると、赤坂氏は「これは(原作の)僕が答えたほうがいいですよね。一番最初はアシスタントさんたちと漫画のネタ出しみたいな話をしていたんですよ。アシスタントさんたちも漫画家デビューしてほしいし、“君たち、今、出てきたアイデアの中で良いのが出てきたら使えばいいよ!”って話で、アシスタントさんが“アイドルの子どもに転生したいです!”って言い出して。“この話、描く?”って聞いたら、僕は描かないです。“ほぉ~ん、これはいいぞ!”と。“君たち、描かないんだよね?じゃあ、俺のポッケに入れても大丈夫だよね?”って。アシスタントとの仕事しながらのトークで」とアイデアが生まれた瞬間を振り返った。

 「その時はちゃんと連載するとは思っていませんでした」とも。「いっぱいこういうストックを貯めておくんですよ」と続けると、横槍氏も「(赤坂氏は)描きたいものが常にいっぱいある人なんです」と応じた。

 さらに「その時は“芸能界モノって描けないよ”って。そんな知らない世界だし、取材も絶対に大変だと思うし、でも、他の作品が実写化とかするようになって、横のつながりも増えていって、“今なら描ける!”ってなった瞬間に“あのアイデアあったわ!”って。描けるわ!ってなったら一旦描いてみようってなって。“あのアイデアあったわ!”からは早いです。バババッて担当者に聞いて、“いいですよ!”って言われて、メンゴ先生に投げるまでは結構早かった。1カ月以内の可能性がある」と明かした。

 現在、13巻まで刊行しているが「頭とケツはきっちり決めてから描き始めた。(結末は)決まってます」と赤坂氏。横槍氏も「そこは共有しているんです」とキッパリ。

 途中のストーリーについて、赤坂氏は「途中は走りながらキャラクターの気持ちが動いたりとかして、最後が変わらないんだったら、こういう話を入れても良いよな、みたいな」と説明した。

 発行巻数もすでに決まっているそうで、放送では流れなかったが、その数字が明かされると、スタジオが騒然となる場面もあった。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年2月16日のニュース