「ブラタモリ」桑子真帆アナら人気アナ登竜門　地理関連の表彰続々　共通テスト「天橋立」問題“的中”も

タモリ
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　NHKは14日、タレントのタモリ（78）がMCを務める人気番組「ブラタモリ」（土曜後7・30）について、来年度はレギュラー放送をしないと発表した。SNS上には惜しむ声、感謝や労いの声が相次いだ。

　街歩きの達人・タモリがブラブラ歩きながら知られざる街の歴史や魅力、人々の暮らしに迫る看板バラエティー。2008年にパイロット版から始まり、15年4月に3年ぶりにレギュラー番組（第4シリーズ）として復活した。

　3代目アシスタントを務めた桑子真帆アナウンサー、4代目を務めた近江友里恵さん（21年3月退局）ら人気アナを輩出。地方局から東京アナウンス室に異動、一躍全国区になる登竜門的な番組となった。

　16年「測量の日　功労者感謝状」、17年「日本地質学会表彰」、18年「地盤工学貢献賞」と3年連続で地理関連の表彰を受けるなど、専門家からも高く評価された。

　19年3月9日放送の「♯128　阿波踊り～阿波踊りはなぜ生まれた？～」で47都道府県制覇を果たした。

　大学入試センター試験の後継として21年1月16日に初実施された「大学入学共通テスト」の「地理B」においては、直前1月9日放送の「♯172天橋立～なぜ人々は天橋立を目指す～」に登場した「北側から見た天橋立」の問題が出題され“的中”とSNS上などで話題を呼んだ。