ハイヒールリンゴ CO2削減問題で古市憲寿氏と激論!!大事なのは「小さなことからコツコツ」精神

[ 2024年2月12日 15:41 ]

ハイヒール・リンゴ
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 お笑いタレントのハイヒールリンゴが12日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演し、共演した社会学者の古市憲寿氏と激論を交わした。

 意見が合わなかったのはプラスチック消費によるCO2排出問題。ファミリーマートがプラスチック製のスプーンやフォークなどを全国約100店舗で有料化し、将来的には全国の店舗への拡大を検討している。そうなった場合には年間で715トンのプラスチック削減が見込まれているというニュースについて、それぞれの意見を述べた。

 古市氏は「やってる感出したいだけの最悪のやり方。目的がよくわからない。本当に削減したいのだったらペットボトルとかあらゆるものを削減すべき。小さなスプーンを減らしただけなら、個人が不便になったと思うだけ」とぶった斬った。さらに「本当にCO2削減を目指すのだったら石炭火力を減らそうとか、やるべきことはたくさんある」と持論を語った。

 これに対してリンゴは「個人の意識づけという意味では役に立つとは思うんです。袋が有料化になったことで意識も変わったし」と、コンビニのビニール袋有料化などではCO2問題に一定の効果があったことを主張。しかし、古市氏は「個人の意識に頼る時点でダメだと思う。そんなのは一部でしかない。日本の場合、CO2排出で圧倒的なのは発電所。ここを改革しないと」と反論。一方のリンゴは「個人の意識を変えていかないと、そういう政策を掲げた政治家に票を入れるというのもなくなるんじゃない?」と自身の考えを示した。

 古市氏は「そもそも、アイスとか買ってスプーンやフォークがなかったらめちゃくちゃ不便じゃないですか?」と質問。しかしリンゴは「いや、家に帰ったらスプーンもあるし」と答えると、古市氏は「アイスの容器もプラスチックのものも多いじゃないですか」と議論は止まらず、時間切れとなった。

 リンゴは最後に「うちの先輩も言うてましたもん。“小さなことからコツコツと”って」と、西川きよしの名言をオチに使い、白熱した議論の場を笑いで和ませていた。

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