武藤十夢 映画愛を胸に司会の大役へ「先輩方を心からお祝いしたい」 2・14毎日映画コンクール表彰式

[ 2024年2月12日 05:00 ]

笑顔を見せる武藤十夢
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 タレントの武藤十夢(29)が14日に都内で開かれる「第78回毎日映画コンクール表彰式」でフリーアナウンサーの生島ヒロシ(73)と共に司会を務める。「大船に乗った気持ちで頑張る」と本番を前にした気持ちを語った。

 「初めて映画館に行ったのは9歳ごろ。大好きな犬のお話と選んだけれど、切なくて胸がきゅっとなりました」。実在した盲導犬の一生を追った「クイール」(監督崔洋一)で知らなかった世界を疑似体験。その面白さに目覚めた。

 AKB48時代、1945年に被爆したピアノを軸にした「おかあさんの被爆ピアノ」(監督五藤利弘)に初主演。自らのルーツ、戦争と向き合う女性を演じ「第17回ロサンゼルス日本映画祭」で平和賞を受賞。「多くの人が自分を重ねて見てくれた。後世に残る仕事」。表現者として表に立つ責任を痛感した。

 昨年の「JAAグランプリ」以来2度目の司会。生島は「多くの映画人と出会い、今後につなげて」とエール。武藤は「生は音楽番組などで経験して得意なほう。尊敬する先輩方を心からお祝いしたい」と目を輝かせた。


 ◇武藤 十夢(むとう・とむ)1994年(平6)11月25日生まれ、東京都出身の29歳。2011年に、AKB48の第12期研究生オーディションに合格。18年、第10回AKB世界選抜総選挙7位。23年に卒業後は女優、コメンテーターなど幅広く活躍。

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