青学大・原監督 宿題をしない子供への声の掛け方、失敗したときの接し方を説く“叱り方のメソッド”も紹介

[ 2024年2月12日 19:46 ]

青学大・原監督

 今年の箱根駅伝で青学大を2年ぶり7度目の総合優勝に導いた原晋監督(56)が、11日放送のTBS「初耳学」(日曜後10・00)に出演。カリスマ先生の熱血授業に登壇し、子供との接し方について持論を述べた。

 タレントの山口もえ(46)から宿題をしない子供にどう声を掛けるべきか相談されると、「何も声をかけない」と断言。「失敗させるんです」と続け、「全部、大人がレールをひいて、はめ込もうと思う大人のエゴ。だから失敗させればいい」と言い切った。

 「我々世代は世の中にだまされていた。勉強して良い大学に行って、良い社会人になることが幸せだというレールにはめられた世代。果たして幸せか」と疑問を投げかけ、「だから子供たちには自由な発想で生きてもらう」と話した。

 さらに、子供を育てる上で大事な要素として「道徳感」を挙げ、「人の悪口を言わない、時間を守る、あいさつをする、愛されるキャラになる。道徳感さえ持っていれば、人生歩んでいける」とした。

 山口は失敗したときの接し方についても質問。すると、原監督は失敗には「シンプルミス」「システムミ」「チャレンジミス」の3種類があるとし、失敗を見極めて対応を変えるとした。

 ・横着、勉強不足、準備不足で起こり、防ぐことができる「シンプルミス」に対しては厳しく指導

 ・メカニズムの影響による失敗、目標設定の誤りで起こる「システムミス」に対しては仕組みや外的原因について話し合いを持つ

 ・「チャレンジミス」については原因を把握し褒める

と“叱り方のメソッド”を紹介していた。

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